大学を卒業して就職をせずフリーターとしてコンビニでバイトをしている魚住陸生。

小さなアパートで暮らしている陸生はいつもの通りコンビニのバイトへ出かける。

バイト先でカラスを連れたハルに声をかけられてお弁当を頂戴！と声をかけられる陸生。

ハルに廃棄のお弁当を渡し去っていく。

カラスのかんすけを連れた不思議な女の子ハル。

うちへ戻った陸生の元へ高校時代の友人福田が訪ねてきて、同窓会へ来るように誘いをかけるが陸生は乗り気じゃない感じ。

しかし、福田の口から榀子も来ると聞いて慌てる陸生。

大学時代、陸生は榀子のことが好きで片思いは今も続いている・・・

バイト先に榀子が同窓会の料理の残りを届けに来る。

びっくりする陸生に『バイトが終わったらファミレスにきて』と言い残して行ってしまう榀子

久しぶりにあった榀子に思いをよせながら榀子の家まで送っていく陸生。

榀子を送っていく途中に『魚住くんがスーツきてバリバリ働いている姿って想像できないのよね、だから面倒見ないといけない気にさせられるのよね』と言われる・・

陸生はだから好きなのかもしれないと思う・・・

別の日、かんすけと散歩しているハルとばったりあった陸生。

公園のベンチでハルに家族がいないことを知る。

ハルは陸生が好きだと告げ、ずっと前から陸生を知っていると話すが陸生は覚えていない。

ハルは、『5年前の雪の日、初めてあった時のことを本当に覚えていない？？』と意味深なことを言って去ってしまいます。

ハルはいつものようにコンビニに陸生を訪ねて、榀子と陸生が二人で帰ったことを知る。

二人が帰っているところへハルが声をかけてくる。帰り際、榀子が待って、野中さんとハルに声をかける。

ハルの先生だったのだ。

ハルに『あの時のこと今でも後悔している』と・・・ハルは先生のせいじゃないよと去っていく。

ハルはバイトのことで停学処分になったのです。

榀子と別れた後に、また現れるハル。

5年前の雪の日、ハルは受験へ向かう陸生に会っていた。

陸生が落とした受験票をハルが拾って渡してあげたのです。

それからハルは５年間ずっと陸生のことが・・・

バイト先の先輩、木ノ下さんに人生に逃げ腰だと言われて思い悩む陸生。

一生懸命何かをやっている人に勝てないと思っている。

結果を曖昧にして体裁を守っているだけだ！！

そう思った陸生は榀子の家へ生きずっと前から好きだったと思い切って告白するが、榀子からはやっぱり友達でと言われてしまう。

陸生は『もう人生やめてー！！！』と叫ぶ。

公園でハルに榀子に振られたことを話す。

『嘘つきって何も無くさないけど、何も手に入らないんだよねー。』と